一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第27問: 重油だきボイラーで、燃料中のバナジウムが原因となって伝熱面の外面に生じる腐食の防止に関する記述として、正しいものはどれか。
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中級推定正答率 約 66%
重油だきボイラーで、燃料中のバナジウムが原因となって伝熱面の外面に生じる腐食の防止に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 燃焼用空気を必要最小限に抑えた低空気比燃焼を行うと、融点の低い五酸化バナジウムができにくくなり、過熱器などの腐食を抑えることができる。
重油中のバナジウムは燃焼して五酸化バナジウムとなり、ナトリウムの化合物とともに融点の低い灰(バナジン酸ナトリウムなど)をつくる。これが過熱器や再熱器など管壁温度の高い伝熱面に溶けて付着し、保護皮膜を壊して腐食させる(高温腐食)。防止には、空気比を下げて五酸化バナジウムの生成を抑える低空気比燃焼(肢4)、マグネシウム系添加剤で腐食性のない融点の高い化合物に変えること(肢2は誤り)、管壁温度を下げること(肢1は誤り)などがある。ナトリウムは腐食性の灰をつくる側の成分で、融点を高めるものではない(肢5は誤り)。エコノマイザや空気予熱器で起こるのは、硫黄分による低温腐食である(肢3は誤り)。
関連キーワード: 高温腐食・バナジウム・低空気比燃焼・マグネシウム・過熱器
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