一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第9問: ボイラーの伝熱面に付着するスケールに関する記述として、誤っているものはどれか。
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初級推定正答率 約 73%
ボイラーの伝熱面に付着するスケールに関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 5. スケールは、蒸発の盛んな伝熱面では水の流れで洗われて付きにくく、主に水の流れの少ないボイラーの底部にたまる。
スケールは、ボイラー水中の成分が濃縮して析出し、鋼材の表面に固く付着したものです。蒸発の盛んな伝熱面ほどボイラー水の濃縮度が高く、スケール化が進むので、5が誤りです。底部にたまりやすいのは、ブローで排出する軟らかいスラッジです。スケールは鋼材に比べて熱伝導率がきわめて小さく、付着した部分の管壁の温度が上がって強度が下がります(3)。管壁の温度上昇は、通過する熱の量(熱負荷)とスケールの厚さに比例し、熱伝導率に反比例するので、同じ厚さなら熱負荷の高い部分ほど大きくなります(1)。水管内面のスケールは水の循環も妨げます(4)。シリカ分の多い硬質のスケールは酸に溶けにくく、酸洗浄の前に薬液で膨潤させる前処理をします(2)。
関連キーワード: スケール・伝熱面・熱伝導率・酸洗浄・管壁
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