結論: 合格率は例年80〜90%台。ただし新卒と既卒で大きな差
作業療法士国家試験の合格率は 例年80〜90%台 で、医療系国家試験の中では比較的高めです。第61回 (2026年) は 91.2% でした。ただし 新卒は約92%・既卒は約34% と差が大きく、数字ほど簡単な試験ではありません。試験の全体像は 作業療法士とは を参照してください。
合格率の推移
| 回 (実施年) | 合格率 |
|---|---|
| 第57回 (2022年) | 88.7% |
| 第58回 (2023年) | 83.8% |
| 第59回 (2024年) | 84.4% |
| 第60回 (2025年) | 85.8% |
| 第61回 (2026年) | 91.2% |
第61回は受験者5,426人に対し合格者4,947人でした。年によって80%台前半〜90%台で変動します。
新卒と既卒の差
| 区分 | 合格率の目安 |
|---|---|
| 新卒 (卒業見込み) | 約92% |
| 既卒 (過年度卒) | 約34% |
養成校で学んだ知識が新しい 新卒 は高い合格率を維持します。一方、既卒 は独学になりやすく学習リズムを保ちにくいため、合格率が大きく下がります。できるだけ 新卒で合格する のが現実的な目標です。
合格基準
作業療法士国家試験の合格基準は、次の 両方 を満たすことです。
- 総得点 が280点満点の約6割 (おおむね168点前後) 以上
- 実地問題 (120点満点) で約35%以上
一般問題160問×1点と実地問題40問×3点の合計280点満点です。実地問題で大きく崩れると、総得点が足りていても不合格になります。
難易度の実際
合格率が高いのは、養成校のカリキュラムと臨床実習を前提に、計画的な国試対策を積んだ受験者が中心だからです。出題範囲は 基礎科目・専門科目と非常に幅広く、基礎科目の取りこぼしや苦手分野の放置が失点につながります。「高い合格率=楽」ではなく、確実に積み上げれば届く 試験と捉えましょう。
まとめ: 新卒で確実に固めるのが王道
作業療法士国家試験の合格率は例年80〜90%台で高めですが、既卒は約34%と難度が上がります。幅広い範囲を在学中に確実に固め、新卒で合格するのが王道です。







