結論: 保育士試験は「9科目すべてで6割」が関門の国家試験
保育士試験は、児童福祉法に基づく 国家試験 で、一般社団法人 全国保育士養成協議会 が全都道府県の試験事務を実施しています (主管はこども家庭庁)。筆記9科目と実技 で行われ、年2回 (前期・後期) 実施されます。難関とされる最大の理由は、筆記が 全9科目それぞれで6割以上 を必要とする「足切り制」だからです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施団体 | 全国保育士養成協議会 (こども家庭庁主管) |
| 試験区分 | 筆記9科目 + 実技 (3分野から2選) |
| 合格基準 | 筆記は全科目6割以上、実技は2分野で基準クリア |
| 合格率の目安 | 約20〜30% (令和6年度 約26%) |
| 受験料 | 13,054円前後 (2026年度・支払方法で差) |
| 実施回数 | 年2回 (前期・後期) |
試験内容: 筆記9科目 + 実技
筆記試験 (全科目で6割以上が必須)
保育の心理学/保育原理/子ども家庭福祉/社会福祉/教育原理/社会的養護/子どもの保健/子どもの食と栄養/保育実習理論 の 9科目。すべてマークシート方式で、各科目6割以上が必要です (教育原理・社会的養護は各50点満点で30点以上)。科目合格は3年間持ち越せます。
実技試験 (筆記全科目合格者のみ)
音楽 (弾き歌い)/造形 (場面の絵画)/言語 (3分間の素話) の 3分野から2分野を選択。各50点満点で、2分野それぞれ6割以上かつ合計60点以上で合格です。選び方と対策は 保育士試験の実技対策 で解説しています。
合格率と難易度
合格率は近年 約20〜30% で推移し、令和6年度は約26%でした。数字が低めなのは、全9科目で6割以上 を同時に満たす必要があるためです。1科目でも届かないと不合格になりますが、科目合格の持ち越し (3年間) を活用すれば、複数回に分けて合格を狙えます。詳しくは 保育士試験の合格率と難易度 で解説しています。
受験資格
保育士試験には 学歴または実務経験の要件 があり、誰でも無条件に受けられるわけではありません。大学・短大・専門学校の卒業が基本で、高卒・中卒の場合は児童福祉施設での実務経験が必要になることがあります。条件は卒業年や学科で細かく分かれるため、保育士試験の受験資格 で自分が当てはまるか確認しましょう。
日程と受験料 (2026年度)
年2回 (前期・後期) 実施されます。令和8年度は前期の筆記が4月、後期の筆記が10月の予定です (詳しい日程・申込方法は 保育士試験の日程2026 を参照)。受験料は13,054円前後 (支払方法で差) で、申請はオンラインのみです。金額・日程は改定されるため、申込前に 保育士試験 公式サイト で最新情報を必ず確認してください。
まとめ: 全体像を知り、受験資格と教材から始める
保育士試験は、筆記9科目すべてで6割を求められる国家試験ですが、科目合格の持ち越し を活用すれば計画的に合格を狙えます。まずは 受験資格 を確認し、おすすめテキスト をそろえて、勉強法 に沿って科目ごとに進めましょう。
