資格スクエアの行政書士講座は「森T」こと森広志講師の講義と価格の手頃さで名前が挙がる一方、「評判は本当か」「怪しくないか」という検索も多いサービスです。
この記事では、公式サイトと上場企業の開示資料で確認できる事実だけを使って、運営会社の素性・講座と価格・実績の数字の読み方・返金制度の実像を整理します(価格・実績は2026年7月14日確認時点)。アガルートとの比較を含む講座選び全体は行政書士の通信講座おすすめ2026で扱っています。
広告 (PR) — 本記事はぴよパス編集部による講座レビューです。A8.net等のアフィリエイト広告を含みます。リンク経由で申込みがあった場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。内容は紹介料ではなく、公式公表情報の確認結果を基準に整理しています。
結論:価格と段階設計が強み。実績は「非公表」を織り込んで選ぶ
| 判断 | 内容 |
|---|---|
| 向く人 | 7万〜17万円程度の価格帯で講義時間を段階から選びたい人・質問/Zoom相談/AI記述式添削を使いたい人・仕事と両立するオンライン完結型を求める人 |
| 向かない人 | 受講生合格率という数値実績で比較したい人(非公表)・通学/対面指導を求める人・クーポン手続きなしの最安を求める人 |
| 価格帯 | 定価(税込)69,300円(短期集中)〜169,400円(1年・中上級)※クーポン割引が頻出 |
| 実績の読み方 | 合格率・合格者数は非公表。体験記計220件超(2026年7月時点)と満足度98.8%(調査法非公表)が公式の提示材料 |
資格スクエアとは — 「怪しい」への事実回答
運営は株式会社資格スクエア(東京都品川区)。2013年にオンライン資格講座サービスを開始し、司法試験予備試験・弁理士・宅建など法律系を中心に講座を展開してきました。そして2026年1月、東証プライム上場の学研ホールディングス(証券コード9470)のグループに参画したことが、公式サイトの会社情報と学研HDの適時開示(2025年10月31日付)の両方で確認できます。
つまり事業の素性は明確で、上場企業グループの一員です。「怪しいか」という問いへの答えはここで出ますが、実質的な検討ポイントは次の2つ — 合格実績が非公表であることと、割引・返金制度が条件付きであること — です。
行政書士講座の体系と定価(2026年7月14日確認・税込)
全講座を森広志講師(森T)が担当し、学習経験と残り期間で選ぶ段階設計です。
| 講座 | 定価(税込・テキストあり) | 講義時間の目安 | 公式の対象目安 |
|---|---|---|---|
| 短期集中合格講座 | 69,300円 | 合計約140時間(公式内訳の合算) | 今年度に短期で挑む初学者 |
| 速習合格講座 | 119,900円 | 合計約180時間 | 半年前後で仕上げる |
| 1年合格講座 | 169,400円(26年度版)/159,500円(27年度版) | — | 1年かけて積み上げる初学者 |
| 中上級合格講座 | 169,400円 | 約240時間 | 令和7年度試験で記述除き120点以上(自己採点) |
| 上級合格講座 | 132,000円 | 約160時間 | 150点以上のアウトプット特化 |
テキストなし版は各1万円前後安くなります。割引は原則クーポンコードの適用が必要で、期間限定の30%オフ等が頻繁に出るため、支払額は必ず公式サイトの最新条件で確認してください。経験者割(10%)・受講生割(20%)・森T講座の再受講割(最大50%)といった恒常的な割引枠もあります。
実績の数字の読み方 — 何が公表されて何が非公表か
| 公式の提示 | 中身 | 読み方 |
|---|---|---|
| 合格率・合格者数 | 非公表 | 講座トップ・各講座ページ・体験記ページのいずれにも数値なし。「毎年多くの合格者を輩出」という定性的表現のみ |
| 合格体験記 | 計220件超(2026年7月時点・年度別掲載) | 掲載件数であって合格者総数ではない。受講生の母数も非公表のため率は算出できない |
| 受講生満足度98.8% | 公式サイト表示 | 調査時期・母数・算出方法の注記は見当たらない |
| 森T講師の経歴 | 平成15年度(全国合格率2.89%の年)に学習期間3ヵ月で合格(公式記載) | 講師個人の合格経歴であり講座の実績ではない |
数値実績を比較軸にしたい人にとって、これは弱点です。一方で「実績の見せ方が控えめ=悪い講座」とも言えません。判断材料が価格・講義設計・サポートに寄る、という特性として織り込んでください。アガルート(受講生合格率52.59%をアンケート回答ベースの注記付きで公表)との詳しい比較は講座比較記事でまとめています。
サポートと制度の実像
- ワンクリック質問: 有資格者が回答。回数は講座別の上限制(短期集中50回・速習70回・1年/中上級100回・上級70回)
- Zoom相談会: 講座別に計6〜13回の開催予定
- AI記述式添削・みんなの質問: 40字記述対策と疑問解消のオンライン機能
- 教育訓練給付金: 短期集中と27年度版1年合格講座が一般教育訓練給付制度の厚生労働大臣指定講座。給付金プランは割引クーポン・特典と併用不可のため、割引適用とどちらが得か試算が必要
- 合格者返金制度: 対象は27年度合格版の1年合格講座のみ。購入期間(2026/6/12〜2027/1/26)・令和8年度試験合格・申請期間約10日(2027/1/27〜2/5)・合否通知書コピー提出・講座を解約したうえでの返金・教育クレジット払い対象外。「合格したら実質無料」のイメージだけで選ばず、原文の確認を
- 合格お祝い金1万円: 各講座の対象年度合格者・合格体験記への協力など条件あり
向かない人
| 向かない人 | 理由 |
|---|---|
| 数値実績で講座を比較したい | 合格率・合格者数が非公表 |
| 通学・対面指導を求める | オンライン完結のみ |
| 手続きなしの最安を求める | 割引は原則クーポン適用が前提 |
| 添削・サポート無制限を想定している | 質問は講座別の回数上限制 |
独学で進められる人(教材費1万円台)にとって講座が必須でないのは他社と同じです。独学判断は行政書士は独学か通信講座か、記述式の独学対策は行政書士の記述式対策で整理しています。
試験の前提(要点のみ)
行政書士試験は300点満点で「法令等50%以上・基礎知識40%以上・全体60%(180点)以上」の3基準を同時に満たす必要があり、合格率はおおむね10〜15%です。40字記述式(60点)と基礎知識の足切りがつまずきどころで、講座を選ぶ際も記述対策と基礎知識対策の設計を見るのが本質です。試験の詳細は行政書士の合格率・難易度を参照してください。
まとめ
資格スクエアは、学研グループ入り(2026年1月)で事業の素性がいっそう明確になった、価格と講義時間の段階設計が強みのオンライン特化講座です。弱点は受講生合格率が非公表なこと。数値実績で選びたい人には向かず、「価格帯・森Tの講義・質問/添削機能で選ぶ」人向けの選択肢です。割引はクーポン前提、返金制度は対象講座と期間の限定が強いため、申込前に必ず公式サイトで最新の価格・条件の原文を確認してください。
出典
- 資格スクエア 行政書士講座・各講座ページ(短期集中/速習/1年/中上級/上級)・会社情報(いずれも2026-07-14確認)
- 学研ホールディングス 適時開示: 株式会社レアジョブが新設する会社の株式取得に関するお知らせ(2025-10-31)
- 一般財団法人 行政書士試験研究センター 試験概要


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