行政書士試験は、300点満点を「法令等50%以上・基礎知識40%以上・全体60%(180点)以上」という3つの基準で同時にクリアしなければならない試験です。合格率はおおむね10〜15%で、40字記述式(配点60点)と基礎知識の足切りが独学者のつまずきどころになっています。
この記事では、当サイトの講座カードでも紹介しているアガルートと資格スクエアの2社を中心に、「講座を使うべき人・使わない方がよい人」を整理します。独学するかどうかの判断そのものは行政書士は独学か通信講座かで、市販教材の選び方は行政書士のおすすめテキスト・問題集で扱っています。
広告 (PR) — 本記事はぴよパス編集部による講座選びガイドです。A8.net等のアフィリエイト広告を含みます。リンク経由で申込みがあった場合、当サイトに紹介料が支払われることがあります。推薦内容は紹介料ではなく、公式情報と適用条件、読者が失敗しにくいかを基準に整理しています。
結論:サポートと合格特典で選ぶならアガルート、価格と講義の段階設計なら資格スクエア
| 状況 | 検討順 | 理由 |
|---|---|---|
| 合格特典(全額返金)を本気で狙う | アガルート(フル系) → 条件ページ精読 | 特典対象はフル系+速習のみ・条件4つ |
| 質問・自習室などサポート重視 | アガルート → 資格スクエア | 質問制度+バーチャル校舎(フルのみ) |
| 7万円前後で短期集中したい | 資格スクエア(短期集中) | 講義合計約140時間・給付金対象プランあり |
| 1年かけて着実に積み上げたい | 資格スクエア(1年) or アガルート(入門) | 価格と講義時間のバランスで選ぶ |
| 記述除き120点以上まで来ている再挑戦者 | 資格スクエア(中上級) or アガルート(中上級/上級) | 経験者向けの専用設計がある |
| 教材費を1万円台に抑えたい | 市販テキスト+過去問 | 自走できるなら独学で足りる |
最初に正直に書いておくと、学習計画を自分で立てて記述式の自己添削にも耐えられる人に、数十万円の講座を強くすすめる理由はありません。講座は「記述式の書き方を独力で直せない」「基礎知識の範囲が読めず不安」「ペース管理を外部に預けたい」場合の道具です。各社の深掘りはアガルートの行政書士講座レビューと資格スクエアの評判レビューにまとめています。
試験の前提を再確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験資格 | なし(年齢・学歴・国籍を問わない) |
| 満点・配点 | 300点(法令等244点+基礎知識56点) |
| 記述式 | 40字程度×3問・配点60点 |
| 合格基準 | 法令等50%以上+基礎知識40%以上+全体60%(180点)以上 |
| 試験日 | 例年11月の第2日曜午後 |
| 受験手数料 | 10,400円(別途システム利用料) |
| 合格率 | おおむね10〜15%で年度変動 |
確定日程・手数料は行政書士試験研究センターで必ず確認してください。難易度の背景は行政書士の合格率・難易度で掘り下げています。
アガルートが向く人
アガルートは学習段階別にカリキュラムを分けた高単価・厚サポート型です。2026年7月14日時点の公式表示価格(税込・確認時点のセール表示込み)は、初学者向けの入門総合講義が16万円台、入門カリキュラム/ライトが20万円台、入門カリキュラム/フルが29万円台でした。価格はセールで頻繁に変わるため、必ず公式で最新を確認してください。
| 向く人 | 理由 |
|---|---|
| 合格特典で実質負担を下げたい | 全額返金 or お祝い金5万円(フル系+速習が対象) |
| 質問しながら進めたい | オンライン質問サービス(入門カリキュラムはフル100回/ライト50回まで) |
| 通信でも「校舎」感が欲しい | バーチャル校舎(2027年目標は入門フルのみ)・月1回の学習相談 |
| 給付金を使える会社員 | フルカリキュラムが一般教育訓練給付金の対象 |
| 学習経験者・再挑戦者 | 中上級/上級カリキュラム(上級は本試験160〜170点程度の人向け) |
合格実績は、令和7年度試験で受講生合格率52.59%・合格者368名(全国平均14.54%の3.62倍)と公表されています。ただしこの数値は同社が「合格発表後の受講生アンケート回答をベースに算出」と明記している自社公表値で、全受講生を母数にした悉皆調査ではありません。数字の出どころまで含めて見るのがフェアです。
全額返金の条件は必ず原文を読んでください。 2026年7月確認時点で、対象は各カリキュラムの「フル」系+速習カリキュラム(ライト版・講義単体は対象外)。条件は①合格通知書データの提出②再現記述の提出③合格体験記の提出④合格者インタビューへの出演、の4つすべてで、インタビュー・体験記は実名で広告等に使われます。返金されるのは購入時価格(セールで買った場合はその価格)の税抜額で、教育訓練給付金との併用は不可。インタビュー出演に抵抗がある場合は、体験記提出のみで済むお祝い金5万円(源泉徴収後44,895円をAmazonギフト券で支給)側を選ぶことになります。特典条件の深掘りと向き不向きはアガルートの行政書士講座レビューで整理しています。
資格スクエアが向く人
資格スクエアの行政書士講座は、森広志講師(森T)が全講座を担当し、学習経験と残り期間で講座を選ぶ段階設計です。2026年7月14日時点の公式表示の定価(税込)は次のとおりでした。
| 講座 | 定価(税込) | 講義時間の目安 | 想定する人 |
|---|---|---|---|
| 短期集中合格講座 | 69,300円 | 合計約140時間(公式内訳の合算) | 今年度に短期で挑む |
| 速習合格講座 | 119,900円(テキストあり) | 合計約180時間 | 半年前後で仕上げる |
| 1年合格講座 | 169,400円(26年度版・テキストあり) | — | 1年かけて積み上げる初学者 |
| 中上級合格講座 | 169,400円(テキストあり) | 約240時間 | 令和7年度試験で記述除き120点以上(自己採点)の再挑戦者 |
| 上級合格講座 | 132,000円(テキストあり) | 約160時間 | 150点以上まで来ているアウトプット特化 |
割引クーポンが頻繁に出るため(確認時点でも期間限定の割引表示がありました)、実際の支払額は公式サイトで確認してください。短期集中と27年度版の1年合格講座は一般教育訓練給付制度の厚生労働大臣指定講座で、カート内に給付金対象プランの申込枠があります(給付金プランは割引・特典と併用不可の記載あり)。
| 向く人 | 理由 |
|---|---|
| 講師を1人に絞って進めたい | 全講座を森Tが担当・ワンクリック質問(講座により50〜100回) |
| 価格を抑えつつ講座の管理が欲しい | 7万円前後〜と価格帯が抑えめ |
| 学習経験に合わせて講義量を選びたい | 短期集中〜中上級まで段階設計・Zoom相談会付き |
注意点は、受講生の合格率・合格者数が公表されていないことです。公式サイトにあるのは合格体験記の掲載(2026年7月時点で計220件超)と「受講生満足度98.8%」という表示(公式サイト表示によるもので、調査母数・算出方法の注記は見当たりませんでした)で、体験記の件数は合格者数そのものではありません。実績の数字を重視する人はこの差を織り込んで判断してください。
資格スクエアにも合格者返金制度がありますが、対象は27年度合格版の1年合格講座で、令和8年度試験に合格し、合格発表後の約10日間(2027/1/27〜2/5)に合否通知書コピーを提出、講座を解約したうえでの全額返金という設計です(教育クレジット払いは対象外・振込手数料は受講生負担)。「合格したら全額返金」という言葉のイメージだけで申し込まず、期間と引き換え条件を確認してください。
講座 vs 独学の比較
| 項目 | 独学 | アガルート | 資格スクエア |
|---|---|---|---|
| 費用の目安 | 教材費1万円台 | 16万〜30万円台(入門系・確認時点表示) | 7万〜17万円程度(定価・税込) |
| 記述式対策 | 自己採点で訓練 | 講座+再現記述の文化あり | 記述式攻略講義あり |
| 質問・相談 | なし | 質問制度+バーチャル校舎(フル) | ワンクリック質問+Zoom相談会 |
| 合格実績の公表 | — | 合格率52.59%(自社アンケートベース) | 非公表(体験記掲載のみ) |
| 合格特典 | — | 全額返金 or お祝い金5万円(フル系+速習・条件付き) | 全額返金(27年度1年講座のみ・条件付き)+お祝い金1万円 |
| 給付金 | — | フルカリキュラムが対象 | 短期集中・27年度1年講座が対象 |
受講料・特典・給付金の条件は時期と講座で変わります。この表は2026年7月14日時点の公式サイト確認に基づく整理で、申込前には必ず公式の最新情報を確認してください。
講座が向かない人
| 向かない人 | 理由 |
|---|---|
| 教材費を最小にしたい | 市販教材1万円台+過去問で合格圏に届く人は実在する |
| 法律系の学習経験がある | 宅建・公務員試験等の民法・行政法の土台があれば独学の効率が上がる |
| 学習時間を自分で管理できる | 講座の価値の相当部分はペース管理なので自走できる人には過剰 |
| 実名のインタビュー・体験記に抵抗がある | アガルートの全額返金は実名露出が条件(お祝い金側なら不要) |
独学で進める場合の教材構成は行政書士のおすすめテキスト・問題集、学習量の目安は行政書士の勉強時間、記述式の攻め方は行政書士の記述式対策で整理しています。
まとめ
行政書士の講座選びは「合格特典とサポートの厚さに数十万円を出すか(アガルート)」「価格と講義の段階設計を取るか(資格スクエア)」「そもそも自走できるなら独学か」の3択です。どちらの全額返金も、対象講座・提出物・申請期限・実名露出などの条件が細かく決まっており、条件ページの原文確認が申込前の必須作業です。受講料はセールで頻繁に変わるため、この記事の価格(2026年7月14日確認)は目安として、最新は必ず公式サイトで確認してください。


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