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第一種衛生管理者 労働衛生 練習問題 第46問: 有害物の吸入経路と生体への影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題 46 / 70あと 3 問で 70% に到達
中級労働衛生難易度目安 60%

有害物の吸入経路と生体への影響に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 4. 水溶性の有害ガスは上気道(鼻・咽頭・気管)で溶解・吸収されやすく、深部への到達が少ない

水溶性の高い有害ガス(アンモニア・塩化水素等)は上気道の粘液に溶解・吸収されやすいため、肺の深部への到達が少なく主に上気道刺激症状を引き起こします(これが正しい記述)。一方、水溶性が低いガス(ホスゲン・二酸化窒素等)は上気道で吸収されにくく深部(肺胞)まで到達します。「呼吸器吸収は職場における主な侵入経路ではない」は誤りで、呼吸器(肺胞の広大な表面積からの吸収)は職場における有害物の最も重要な侵入経路であり、消化管・皮膚吸収より一般に速く全身影響を生じます。「経皮吸収の血中濃度への寄与は無視できる」は誤りで、有機溶剤・農薬等は経皮吸収による中毒が問題となります。「消化管吸収後は直接心臓に送られ肝臓の解毒を受けない」は誤りで、消化管吸収後は門脈を通じてまず肝臓に運ばれ初回通過効果(first-pass effect)により解毒を受けます。「脂溶性物質は呼吸器から吸収されにくい」も誤りで、脂溶性物質は肺胞の脂質二重膜を容易に通過し吸収されます。

関連キーワード: 吸入経路・水溶性ガス・上気道刺激・経皮吸収・消化管吸収

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