日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第27問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 決算において、売掛金残高1,000,000円に対して2%の貸倒引当金を設定する。なお、貸倒引当金の既存残高は10,00
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 決算において、売掛金残高1,000,000円に対して2%の貸倒引当金を設定する。なお、貸倒引当金の既存残高は10,000円である。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. (借) 貸倒引当金繰入 10,000 / (貸) 貸倒引当金 10,000
売掛金1,000,000円×2%=20,000円が必要な貸倒引当金残高です。既存残高が10,000円あるため、差額10,000円だけを追加繰り入れします。
借方に「貸倒引当金繰入」(費用)、貸方に「貸倒引当金」(評価勘定)を10,000円計上します。これが差額補充法による設定です。
「(借) 貸倒引当金繰入 20,000 / (貸) 貸倒引当金 20,000」は既存残高10,000円を無視して目標額全額を繰り入れており、引当金残高が30,000円となってしまう誤りです。「(借) 貸倒損失 / (貸) 貸倒引当金」は、売掛金などが実際に貸し倒れたときに使う費用の貸倒損失を、引当金の設定に使っているため誤りです。
引当金を設定するときの費用は貸倒引当金繰入です。「(借) 貸倒引当金 / (貸) 貸倒引当金戻入益」は引当金を取り崩して収益(戻入益)を計上するケースであり、引当金の目標残高が現在残高より大きい場合は追加繰り入れが必要なので誤りです。
差額補充法では、必要な貸倒引当金の額から既存残高を差し引いた差額だけを、貸倒引当金繰入として追加計上します。
関連キーワード: 貸倒引当金繰入・差額補充法・貸倒引当金・決算整理
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