第三種冷凍機械責任者 保安管理技術(冷凍理論・冷凍サイクル) 練習問題 第70問: 冷凍装置の運転停止手順に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものの組み合わせはどれか。 ア. 通常停止時は、まず液管手動弁(受液器出口弁)を閉じてから冷媒を系統内
冷凍装置の運転停止手順に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものの組み合わせはどれか。 ア. 通常停止時は、まず液管手動弁(受液器出口弁)を閉じてから冷媒を系統内に回収(ポンプダウン)した後、圧縮機を停止させる イ. ポンプダウン操作では、低圧側(蒸発器・吸入配管)の冷媒を圧縮機で高圧側(凝縮器・受液器)に移送して蒸発器内の冷媒量を減らす ウ. 長期停止の場合は冷媒をシステム内に封入したまま放置せず、すべて回収容器に移して廃棄する エ. 緊急停止時は圧縮機・冷却水ポンプ・ファンを同時に即時停止させ、冷媒系統のバルブ類は閉じてはならない
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 2. ア、イ
ア(正):通常停止時のポンプダウン操作では、液管手動弁を閉じて圧縮機を継続運転し、低圧側の冷媒を高圧側に移送・回収してから圧縮機を停止させます。イ(正):ポンプダウンでは低圧側(蒸発器・吸入配管)の冷媒ガスを圧縮機で高圧側(凝縮器・受液器)に移送し、低圧側の冷媒量を減らします。ウ(誤):長期停止時でも通常は冷媒をシステム内に封入した状態(または受液器に回収した状態)で保管するのが一般的であり、「すべて回収容器に移して廃棄」は通常行いません。冷媒を廃棄するのは装置廃棄・冷媒交換などの特殊な場合に限られます。エ(誤):緊急停止時は圧縮機を即時停止させますが、冷却水ポンプやファンは圧縮機停止後も残留熱の除去のためしばらく継続運転させ、凝縮器を保護します。また漏えい時はバルブを閉じて漏えい範囲を最小化するのが原則であり、「閉じてはならない」は誤りです。したがって正しいのはア・イで、正解は選択肢2です。
関連キーワード: 運転停止手順・ポンプダウン・液管手動弁・長期停止・緊急停止
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