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第三種冷凍機械責任者 保安管理技術(冷凍理論・冷凍サイクル) 練習問題 第51問: 冷凍機油(潤滑油)の冷媒との相溶性に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題 51 / 80あと 5 問で 70% に到達
中級保安管理技術(冷凍理論・冷凍サイクル)難易度目安 67%

冷凍機油(潤滑油)の冷媒との相溶性に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 4. HFC冷媒には合成油(エステル油・エーテル油など)の使用が推奨され、鉱油との混合使用は一般に不適切である

HFC冷媒(R-134a・R-410Aなど)は鉱物油(ナフテン系・パラフィン系)と相溶性がないため、合成油(POEエステル油・PVEエーテル油など)との組み合わせが必要であり、鉱油と混合すると油分離・配管詰まり・潤滑不良の原因となるため、「HFC冷媒には合成油の使用が推奨され、鉱油との混合使用は一般に不適切である」は正しい。「アンモニア冷媒と鉱物油はよく溶け合うため、油分離器は不要である」は誤りで、アンモニアと鉱油は相溶せず低温部(蒸発器)で二層分離するため、油分離器の設置が重要である(むしろ油分離器は必須)。「R-22 などHCFCフロン冷媒は鉱物油とまったく溶け合わず、合成エステル油(POE)の使用が必須である」は誤りで、HCFC(R-22 等)は鉱物油と良好な相溶性を持ち、伝統的にナフテン系鉱油が冷凍機油として使用されてきた(POE 必須なのはHFCの方であり、HCFCには鉱油が使える)。「HFC冷媒と鉱物油は完全に相溶するため、既存の鉱油がそのまま使用できる」は誤りで、HFC冷媒は鉱油と相溶性がないため既存鉱油の流用はできない(R-22 用鉱油を R-410A に転用するとフォーミング・油戻り不良が発生する)。「冷凍機油の粘度は冷凍機の運転性能には影響せず、どのグレードでも使用できる」は誤りで、冷凍機油の粘度は圧縮機の潤滑性能・油膜厚さ・シール性能・始動性に直接影響するため、メーカー指定の粘度グレード(ISO VG 等)を遵守する必要がある。

関連キーワード: 冷凍機油・相溶性・HFC冷媒・エステル油・アンモニア

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