第三種冷凍機械責任者 保安管理技術(冷凍理論・冷凍サイクル) 練習問題 第36問: 満液式蒸発器に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものの組み合わせはどれか。 ア. 満液式蒸発器は伝熱管を液体冷媒に浸した形式で、伝熱効率(熱通過率)が乾式よりも
満液式蒸発器に関する次の記述ア〜エのうち、正しいものの組み合わせはどれか。 ア. 満液式蒸発器は伝熱管を液体冷媒に浸した形式で、伝熱効率(熱通過率)が乾式よりも高い イ. 満液式蒸発器は液体冷媒を多量に充填するため、アンモニア冷凍機では特に使用されない ウ. 満液式蒸発器は蒸発器内の潤滑油回収(油戻し)が乾式よりも困難になりやすい エ. 満液式蒸発器では、冷媒液面の管理が重要であり、液面が低すぎると伝熱面積が減少する
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 3. ア、ウ、エ
ア(正):満液式は伝熱管全体が液冷媒に浸されているため、管内の気液二相流に比べて熱通過率が高く、伝熱効率が優れています。イ(誤):満液式蒸発器はアンモニア冷凍機でも広く採用されています。アンモニアは油と混ざらないため油管理の注意が必要ですが、使用できないわけではありません。ウ(正):満液式では油が液冷媒中に沈殿・滞留しやすく、乾式(ガスの流れで油が圧縮機に戻る)と比べて油回収が困難です。エ(正):冷媒液面が低下すると伝熱管の一部が気相に露出して有効伝熱面積が減少し、冷凍能力が低下します。よって正しいものはア・ウ・エで選択肢3が正解です。
関連キーワード: 満液式蒸発器・伝熱効率・油戻し・液面管理・アンモニア
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